将棋の8大タイトルの1つ、王位戦の第5局で藤井聡太七冠が勝利し、史上最年少で2つ目の「永世称号」を獲得しました。
兵庫県神戸市の有馬温泉で27日から行われた「王位戦」七番勝負の第5局は、藤井聡太七冠が挑戦者の渡辺明九段に97手で勝ち、4勝1敗とタイトル防衛に成功しました。
これで藤井七冠は王位戦5連覇を果たし、7月の「永世棋聖」に続く、「永世王位」の資格を獲得しました。
藤井七冠は、22歳1カ月で「永世二冠」達成となり、これまでの羽生善治九段の最年少記録「24歳9カ月」を2年8カ月更新しました。