台風10号の接近に備えて兵庫県豊岡市では例年より早く稲刈りが始まっています。
豊岡市の中谷地区では、地元の農家で作る組合が米を共同で栽培していて、台風による稲への被害を最小限に収めようと、例年より1週間ほど早く稲刈りを始めました。
刈り取りが行われたのは、極早生品種の「ちほみのり」や「コシヒカリ」で、ことしは水の管理に気を配ったことなどから生育が良く上々の出来だそうです。
また、このところの米不足を受け、新米の出荷について、多くの問い合わせが寄せられているということです。
稲刈り作業は台風の接近で一時中断する見込みですが、その後、本格的な収穫シーズンを迎えます。