名作少女漫画「ベルサイユのばら」の連載開始から50周年を記念して、貴重な原画などを集めた展覧会が神戸・三宮の「神戸阪急」で開かれています。
1972年に「週刊マーガレット」で連載が始まった、池田理代子さんによる少女漫画・「ベルサイユのばら」。
革命期のフランスを舞台に、男装の麗人オスカルと悲劇の王妃マリー・アントワネットの運命を描いた物語は、テレビアニメや宝塚歌劇団による公演も行われ、世代を越えて多くの人を魅了してきました。
連載50周年を記念して神戸阪急で開かれている展覧会では、貴重な原画およそ180点などが紹介されています。
また、主人公・オスカルが作中で一度だけ身にまとった白いドレスを再現した衣装も展示され、様々な切り口からベルばらの世界を堪能することができます。
訪れた人たちは、ため息交じりに数々の名シーンが描かれた美しい原画を見入っていました。
「誕生50周年記念ベルサイユのばら展」は9月2日まで開かれています。