■山下・田中に続き…
女子プロサッカーWEリーグ・INAC神戸レオネッサは8月9日、MF北川ひかるが海外移籍への準備のため退団すると発表した。
北川は石川県出身。27歳。
浦和-新潟を経て2023-24シーズンにINAC神戸に移籍し、全22試合に出場して6得点を挙げた。
左からのクロスはリーグ2位の101本を数え、守屋都弥(リーグ1位のクロス102本)とともにINAC神戸の得点源として活躍した。
初出場したパリ五輪・ナイジェリア戦では、フリーキックから左足で鮮やかなゴールを決めた。
退団について北川は、
「1年という短い間でしたが、INAC神戸では今まで見たことのなかった新しい景色をいくつも見ることができました。試合に勝った時はみんなで喜び、苦しい時は『equipo!!』と言いながら乗り越えてきた日々が私にとってかけがえのない時間でした」
「これから更なる成長を目指し、海の向こうから皆さんに吉報を届けられるように努力していきます」などとコメントした。
INAC神戸からパリ五輪に出場した4選手のうち、GK山下杏也加がマンチェスター・シティ(イングランド)へ、FW田中美南がユタ・ロイヤルズ(アメリカ)へ移籍が決まった。
(浮田信明)