パリオリンピック陸上・女子1500mの予選に田中希実が出場しました。
前回大会の東京オリンピックでこの種目で日本女子初の8位入賞を果たした田中希実が2大会連続の入賞を目指し、予選1組に出場しました。
田中希実の出身地である兵庫県小野市の市役所には、パブリックビューイングの会場が設置され、市民や職員が集まり、パリに声援を送りました。
レースでは、田中がスタートから先頭に飛び出すと、400メートルを63秒を切るハイペースで通過します。
中盤では後退しながらも、粘りの走りを見せますが、ラスト200メートルでバランスを崩し、4分4秒28の11位でフィニッシュ。
準決勝に進める6位以内には入れず、涙を見せたものの、レース中に接触があったため、救済措置がとられ準決勝進出を決めました。
また、西脇工業高校で田中と同級生だった後藤夢も1500mの予選2組に出場するも、13位で敗者復活戦に回りました。