尼崎城の名物・天守のしゃちほこのプラモデルが5年ぶりにリニューアルされました。
リニューアルにいかされた町工場の技術力や関係者の思いを取材しました。
尼崎城天守のしゃちほこプラモデルが商品化されたのは2019年。企画したのは、尼崎城を愛する市民団体でした。
発売から5年。
赤・青・黄・グレーの4パターンだった色を、本物志向を追求した「いぶし銀」に変更。パッケージも透明ケースから紙箱へとグレードアップしました。
製造から量産、すべての工程は、市内の町工場4社で分担。
「柴プラスチック」では樹脂の成形を担当しました。
梱包作業は、市内の障がい者就労施設「尼崎あぜくら作業所」が担当。
プラモデルの部品数は7点で、高さ5・5センチのしゃちほこを組み立てます。
町工場の技術力と思いが詰まったプラモデルは、尼崎城や観光案内所で販売されています。