プラント大手の日揮ホールディングスが兵庫県の神戸・ポートアイランドに建設する、新たな研究拠点の起工式が行われました。
起工式には、プラント大手・日揮ホールディングスの佐藤雅之CEOや神戸市の久元市長ら、関係者計約50人が出席し、工事の安全を祈願しました。
神戸・ポートアイランドに建設されるバイオプロセス研究所は、世界初となるガス発酵によるバイオものづくりの研究拠点で、二酸化炭素を原料として取り込むことができる微生物を活用し、医薬品やエネルギー、食品などの開発を行います。
このバイオものづくりは、環境保全と経済成長を両立する次世代技術として、2030年には市場規模が200兆円に達すると予測されていて、幅広い分野での実用化が期待されています。
バイオプロセス研究所は、2025年12月に1棟目の研究棟が完成する予定で、バイオものづくりの研究開発拠点として実証実験などが行われます。