県内の教育課題などについて知事と教育委員が協議する総合教育会議が開かれ、新たに開校予定の特別支援学校の設計デザインが発表されました。
総合教育会議には斎藤知事や教育長ら合わせて10人が出席し、県の教育方針について意見を交わしました。
会議では東播磨や但馬地域で課題となっている特別支援学校の教室不足が取り上げられ、校舎の建て替えや増築などが予定されている4つの特別支援学校の設計デザインが発表されました。
このうち加古川市には、ことし3月に閉校した市立平荘小学校の校舎を活用し、知的障害のある児童・生徒を対象にした特別支援学校が2026年度に新設される予定です。
すでにある校舎を改修する他、一部新築の棟も建てる予定で、アートギャラリーや地域の人たちが交流できるカフェスペースも設けられるということです。
この他会議では、不登校対策や英語教育の推進など若い世代を支援する事業についても話し合われました。