終戦からまもなく79年を迎えるのを前に、西宮市で原爆の悲惨さを伝える企画展が開かれています。
25日から西宮市のアクタ西宮で開かれているこの企画展は、広島と長崎の原爆被害を振り返り、平和の大切さを再認識してもらおうと、毎年この時期に西宮市などが開いています。
会場には、焼け野原になった広島の街や、溶けたガラス瓶など、原爆の悲惨さを伝える写真や資料およそ60点が展示されています。
アメリカの水爆実験で被爆したマグロ漁船「第五福竜丸」に関する資料も展示されていて、核兵器の恐ろしさと核廃絶の必要性を訴えています。
また会場には、来場者が折り鶴を作るコーナーも設置されていて、できた折り鶴は、広島の平和記念公園にある原爆の子の像にささげられるということです。
この企画展は7月30日まで開かれています。