兵庫県丹波篠山市の篠山城跡の堀では、ハスの花が見頃を迎え、訪れた人を楽しませています。
水面を覆う葉の間で涼しげに咲くピンク色のハス。
花びらが少なく、大ぶりな花をつける「篠山城蓮」という固有品種です。
兵庫県丹波篠山市にある、篠山城跡の南側の堀では美しいハスの花が見頃を迎えています。
ハスの花は夏の風物詩として市民から親しまれてきましたが、20年ほど前に突如消滅。
2013年に地元の小学生からハスの復活を求める声があがったことから、市が中心となって原因とみられる外来種のミシシッピアカミミガメを駆除したところ、2019年に再び開花したということです。
今では南堀一面を覆うほどにまで復活し、かつての美しい情景を取り戻しています。
ハスの花は8月中旬まで楽しめるということです。