7月19日午後、兵庫県神戸市にあるゴルフ場のトイレで、生後間もない赤ちゃんの遺体が見つかりました。
警察は、7月20日に死体遺棄の疑いで母親とみられる女を逮捕しました。
死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、大阪府大阪市平野区の無職の女です。
警察によりますと、女は7月18日午後4時20分ごろ神戸市北区にあるゴルフ場のトイレに、男の赤ちゃんの遺体をビニール袋に入れて遺棄した疑いが持たれています。
7月19日午後2時半ごろ、ゴルフ場の女子トイレで清掃員の女性が不審な袋を見つけ、連絡を受けた支配人の男性が警察に通報。
現場に駆けつけた警察官が袋の中から赤ちゃんの遺体を発見しました。
警察が捜査を進めたところ、防犯カメラの映像などから女が浮上しました。
赤ちゃんに、目立った外傷や腐敗はなかったということです。
調べに対し、女は「間違いありません」と容疑を認めていて、トイレの中で出産したという趣旨の供述をしているということです。
警察は遺体を司法解剖して赤ちゃんの死因や詳しい経緯を調べるとしています。