神戸市を本拠地とするバスケットボールチーム神戸ストークスの金田龍弥選手が、一日警察署長を務め、特殊詐欺防止を呼び掛けました。
生田警察署の一日署長を務めるのは、バスケットボール男子Bリーグ2部の神戸ストークスの金田龍弥選手で、蓮井賢一署長から委嘱状が手渡されました。
金田選手はその後、特殊詐欺撲滅キャンペーンのパレードに参加し、先頭に立って三宮センター街を歩きました。
パレードでは学生防犯ボランティアたちが、特殊詐欺への注意を呼び掛けながらうちわを配っていました。
兵庫県警によりますと、特殊詐欺は増加傾向にあり、ことし1月から5月末までで被害件数は502件、被害額はすでに7億円を超えているということです。
また去年の年末からSNSを利用した投資詐欺やロマンス詐欺の被害が急増していて、被害額は55億5000万円に上っています。
県警は電話の録音機能の設置に上限1万円の県の補助が利用できることや、非通知や国際電話ではつながらないようなサービスの利用を呼び掛けています。