クマの目撃や出没が相次いでいる朝来市で、地元の小学生や園児にクマよけの鈴が配られました。
朝来市の東河地区では、夏休み期間、子どもたちに安心して外で遊んでもらおうと、地元の自治協議会が、小学生とこども園の園児、あわせておよそ140人にクマよけの鈴を配布することにしました。
県によりますと、ことし4月から6月までに県内でツキノワグマが目撃された件数は201件と、例年と比べて大幅に増えていて、子どもたちは早速、受け取った鈴をランドセルに取り付けて走り回っていました。
県はクマの活動が活発になる明け方や夕方の外出はなるべく控えるよう呼び掛けています。