こちら、神戸市内の熱中症による救急搬送の状況を表したグラフです。
ことしは6月末から搬送数が急激に増えていて、去年と比較すると倍近くになっています。
市によりますと熱中症の搬送数は、梅雨明け後にピークを迎えるということで今後も暑さには、十分気を付ける必要があります。
こうした中、神戸市は夏の暑さ対策として市内にクールスポットを設けて利用を呼び掛けています。
17日も朝からうだるような暑さ。街では日傘を差す人などが多く見られます。
厳しい暑さが続く中、神戸市では、熱中症などを防ごうと市内にクールスポットを設置しています。
6月、再整備が完了した神戸市中央区の磯上公園。
7月8日からは屋外でも涼むことができるクールベンチが設置されています。
このクールベンチは、近くに設置されたソーラーパネルの電力を利用して座面を冷やす仕組みで地元の電機メーカーと神戸高専が共同で開発しました。
この他にもミストシャワーや噴水といったクールスポットが、神戸市内のおよそ20カ所に設けられています。
梅雨が明ければいよいよ夏本番。街中のクールスポットをうまく使って暑さを乗り切りましょう。