名作絵本の挿絵を数多く手がけた絵本画家・黒井健さんの画業50周年を記念した展覧会が兵庫県姫路市で開催されています。
児童文学作家・新美南吉の名作、「ごんぎつね」の絵本に描かれたイラスト。
柔らかなタッチが読む人の心を温かく包み込みます。
姫路文学館で現在開催されているのは、日本を代表する絵本画家・黒井健さんの、画業50周年を記念した原画展です。
黒井さんは出版社で絵本の編集に携わった後、25歳の時にイラストレーターとして独立。
1976年に絵本画家としてデビューした後は、宮沢賢治や新美南吉の作品など、300冊以上の絵本や児童文学の挿絵を描き続けてきました。
今回の特別展では、これまでに手掛けた約200点の原画の他、数々の名作を生み出した黒井さん愛用の画材なども展示されています。
この特別展は、9月1日まで姫路文学館で開催されています。