生徒自らが考案 長田高校で「自分で考える」防災訓練

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震災の記憶や教訓を次の世代に継承しようと、7月16日、兵庫県神戸市内の高校で生徒自らが考案した防災訓練が行われました。

兵庫県神戸市長田区の県立長田高校で、全校生徒が参加して行われたこの防災訓練は、防災に関する知識を深めようと、長田高校と長田消防署が共同で企画したもので、内容は生徒が主体となって考案しました。

訓練は、教員不在時に南海トラフ地震が発生したという想定で行われ、生徒たちは、クラスの代表者の誘導のもと、自分たちの判断で避難しました。

その後、生徒たちはグループに分かれ、火災発生の状況を再現したAR体験や、阪神淡路大震災の揺れを体験するプログラムなどに取り組み、防災に関する意識を高めていました。

長田高校では、今回の訓練で学んだことを防災イベントで発表するなどして若い世代に震災の教訓を継承していくということです。

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