■スペインから3人目
女子プロサッカーWEリーグ・INAC神戸レオネッサは7月9日、外国籍選手2名の加入を発表した。
ジャマイカ出身のDFビアン・サンプソン(28歳)は、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースから完全移籍。
昨年のFIFA女子ワールドカップにジャマイカ代表として出場し、チームをベスト16に導いた。
サンプソンは、「私は2014年にプレシーズンツアーで初めて日本を訪れて以来、このクラブのファンであり、尊敬し、高く評価してきました。
このクラブには豊かな歴史があり、それに貢献できることを嬉しく思っています」とコメントした。
またスペイン・カタルーニャ州出身のMFパオラ・ソルデビラ(27歳)が完全移籍で加入した。
U-17、U-19スペイン代表の経歴がある。
ソルデビラは、「クラブとファン・サポーターのために多くの目標達成の喜びを届けられるようがんばっていきたいと思います」とコメントした。
■登録に制限なし
昨シーズン、INAC神戸は2年続けて三菱重工浦和レッズレディースに一歩及ばず、2位となった。
エース・FW田中美南、“守護神”GK山下杏也加、DF竹重杏歌理、MF天野紗が退団し、代わって昨シーズンはゼロだった外国籍選手を一気に5名補強した。
内訳は、スペインから3名(DFカルラ・モレラ、FWカルロタ・スアレス、MFパオラ・ソルデビラ)、ジャマイカ1名(DFビアン・サンプソン)、韓国1名(MFイ・スビン)。
WEリーグの規定では、外国籍選手の登録数に制限はないが、試合にエントリーできるのは1チーム5名までとされている。
来シーズンは9月14~16日に開幕する。
2シーズン目を迎えるスペイン出身のジョルディ・フェロン監督が新しいINAC神戸をどう采配するか。
(浮田信明)