蒸し暑い日が続く中、兵庫県上郡町では、涼しげな音色を響かせるスズムシの出荷が最盛期を迎えています。

スズムシの雄が羽をすり合わせ、透き通った美しい音を響かせます。

兵庫県上郡町の「松井スズ虫研究所」では、50年ほど前からスズムシの販売を行っていて、現在、およそ40万匹を飼育しています。

涼しげな音色が響く作業場では、傷がつかないよう鳥の羽根を使い、雄と雌を選別。

9月ごろまでに、およそ8万匹が出荷されるということです。

スズムシは、各地の郵便局で注文を受け付けています。