◾️阪神 1-2 DeNA(延長10回)/7月5日
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阪神は7回、近本の犠牲フライで1-1の同点に追い付いたが、延長10回、阪神5番手の石井が決勝点を奪われた。
サンテレビの中継は、解説に桧山進次郎氏と金村曉氏を迎えた。
◾️芯に当てろ
(阪神はシーズン半分を超える76試合を消化し、貯金「1」の3位)
桧山氏「5割を切らないようにしたい。打線はヒットが出るようになった。あとは全員に言えるが、狙ったボール、特に真っ直ぐを狙った時には、バットの芯に当ててもらいたい。真っ直ぐを狙っているのに、ファールや空振りが多い」
◾️打者は読みやすい
(阪神先発のビーズリーは3回、DeNA先頭の梶原にヒットを許した。元・阪神ピッチングコーチの金村氏は…)
「アウトコースにボールを要求したのに、インサイドまで行っている。きょう、(ビーズリーは)ストレートが全然コントロールできていない。梶原選手、足が速いですから…」
(一死2塁から梶原は3盗。4番・牧はビーズリーの初球を捕らえて先制タイムリー)
金村氏「ここまでのピッチングを見て、梅野選手はなかなかストレート(のサイン)を出しづらい。バッターとしても非常に読みやすいですよね」
◾️救われた小幡
(1-1の9回、一死1塁で、DeNA宮崎のフライを、阪神のショート小幡が落球)
桧山氏「いやな雰囲気の追い方でしたね。なんとなく、センター、来てくれないかなと言うようなね」
(一死、1、2塁となったが、岩崎が続く梶原、度会を打ち取った)
湯浅アナ「これで小幡も救われます」
桧山氏「岩崎投手、気合い入りましたね。相当、いいボール、投げてましたよ」
金村氏「梶原選手への3球なんて、パーフェクトですよ。度会選手へも最高のボールです。すごい集中力、出しました」
◾️何とか3点を
(9回で決着が付かず、試合は延長戦へ)
湯浅アナ「タイガースは今シーズン、セリーグ最多の16試合目の延長戦」
金村氏「16試合ですか!すごいなあ…その分、ピッチャーを使うということですから、大変ですね」
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(試合が終わって)
桧山氏「タイガースは、2点取れればいいな、という打線になってしまっている。ピッチャーは1点しかあげれない。3点取れるように、何とか……」
(浮田信明)