神戸商工会議所の川崎博也会頭は1日、自らが東南アジアの各国に出向き、神戸の産業をPRすると発表しました。
神戸商工会議所の定例会見で川崎会頭は、来年開かれる大阪・関西万博をきっかけに東南アジアの各国とのビジネス交流を強化していく考えを示し、自らが海外プロモーションを行うと話しました。
第1弾として7月23日から3日間ベトナムを訪れ、現地の経済団体の幹部らと懇談し、神戸の産業をPRするということです。
ベトナムは神戸の主要企業およそ30社が進出し、神戸市には東南アジアで最多となるおよそ8600人のベトナム人が住むなど関係が深いことから、最初の訪問先に決まったということです。
また川崎会頭は、姫路市の清元市長が姫路城の入城料について外国人だけ値上げする考えを示したことについては「世界と比較しても違和感はなく、意見としては賛成だ」と述べました。