兵庫県の元西播磨県民局長が作成した文書を巡る問題で、この問題を調査するための百条委員会の2回目の会合が開かれ、次回、証人として元県民局長の出頭を求めることが決まりました。
この問題は知事のパワハラ疑惑などを訴える文書を作成し配布したとして、元西播磨県民局長の男性職員が停職3カ月の懲戒処分となったもので、事実関係を明らかにするため、より強い調査権限を持つ百条委員会が設置されました。
27日に開かれた2回目の会合では、委員会の設置に反対していた維新会派の委員と、賛成していた他の委員の間で意見がぶつかりました。
委員のひとりである無所属の丸尾議員がことし4月に県職員を対象に行った独自アンケートを参考資料として採用するかどうかについて。
元県民局長から県議会あてに送付された追加の文書を採用するかに関しては…。
維新会派を除く賛成多数で可決されました。
また委員会では今後のスケジュールなども話し合われ、7月中旬に開かれる第3回会合で、証人として元県民局長の出頭を求めることが決まりました。
今後、委員会では知事に対して証人出頭を求めるかを議論するということです。