2023年6月、神戸市西区で6歳の男の子が暴行され死亡した事件で、傷害致死などの罪で起訴された叔父が6月25日、男の子の母親らに対する強制性交などの疑いで再逮捕されました。
強制わいせつと強制性交の疑いで再逮捕されたのは、死亡した男の子の叔父(33)です。
この事件は2023年6月、神戸市西区の草むらでスーツケースに入った男の子(当時6)の遺体が見つかったもので、男の子を鉄パイプのようなもので殴り、死亡させた上、遺体を遺棄したとして叔父と男の子の母親ら合わせて4人が傷害致死と死体遺棄の罪で起訴されています。
警察によりますと叔父は、遺体を遺棄した2023年6月19日の夜から翌日の朝までの間に、自宅で同居する男の子の母親で実の姉の他、2人の妹を脅迫したうえ、性交などをした疑いが持たれています。
警察は被害者の供述などから捜査したということで、調べに対し叔父は容疑を否認しているということです。
叔父は同居していた家族の中で支配的な立場にあったとみられていて、警察は家族内での関係性についても詳しく調べる方針です。