■157校が参加
第106回全国高等学校野球選手権兵庫大会の抽選会が6月18日、明石市民会館で行われ、4回戦までの対戦カードが決まった。
大会には157校152チームが参加し(2校連合が3チーム、3校連合が1チーム)、神戸・姫路・尼崎・明石・三田・高砂・豊岡・淡路各市の9球場を使用する。
開会式は30日に明石トーカロ球場で行われ、試合は7月6日から始まる。
順調に日程が進めば、決勝戦は7月28日の午前10時から、ほっともっとフィールド神戸で行われる。
猛暑が予想されるため、ことしも
①延長10回からタイブレーク実施(無死1、2塁から攻撃開始)
②原則として1日に1球場2試合
③開会式の日は試合をしない
④3回と7回終了時に給水タイム
の対策をとるほか、ことし新たに
⑤5回~6回の間のインターバルを8分間に拡大
⑥決勝戦は午前10時開始(昨年は午後1時開始)
の対策も加わる。
■全国制覇は31年前
大会は、兵庫大会3連覇をめざす社(やしろ)、2年連続センバツ準優勝の報徳学園、昨秋と春の兵庫大会で準優勝し、初の甲子園をねらう須磨翔風などが中心となりそう。
夏の甲子園で兵庫勢は2019年に、中森投手(現ロッテ)、来田外野手(現オリックス)らを擁した明石商がベスト4まで進んだが、全国制覇は1993年の育英から途絶えている(センバツは2002年の報徳学園が最後)。
甲子園のお膝元、兵庫県の頂点に立つのはどこか。
(浮田信明)