来年4月の大阪・関西万博開幕まで、6月17日であと300日です。
兵庫県内の関係機関が情報共有を図る協議会が姫路市で開かれ、県内に観光客を集めるためのさまざまな取り組みが発表されました。
来年の大阪・関西万博に向けて兵庫県は、県全体をパビリオンに見立てて魅力を紹介する「ひょうごフィールドパビリオン」に取り組んでいて、現在、211のプログラムを準備しています。
県内の自治体や商工会議所、観光協会など510団体で構成する「ひょうご活性化推進協議会」は17日、3度目の会合を開催。
万博をきっかけに兵庫に観光客を集めるための取り組みについて、各団体から発表がありました。
例えば相生市の桔梗隼光鍛刀場は、ひょうごフィールドパビリオンに参加する小刀づくりの体験を提供。世界中の人にものづくりの楽しさや日本刀の文化を知ってもらいたいと、事業内容や思いを伝えました。
また、フィールドパビリオンの参加事業者同士が連携し、淡路島でツアーを企画するなど、連携事業についても発表がありました。
大阪・関西万博は来年4月に開幕し、兵庫県は、半年前や1カ月前に機運を高めるためのイベントを検討しています。