災害時に備えて飼い主とペットが一緒に避難する訓練 神戸市の動物保護施設で初めて 一時飼育スペースの設営など体験

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梅雨や台風シーズンに備えて、災害時にペットと飼い主が一緒に避難する訓練が兵庫県神戸市の動物保護施設で初めて行われました。

神戸市北区の動物保護施設「こうべ動物共生センター」で行われたペット同行避難訓練には、8組の家族がペットの犬とともに参加しました。

この訓練は飼い主と一緒に避難してきたペットの受け入れの手順などについて確認しようと神戸市が初めて行ったもので、大雨の影響で土砂崩れの可能性が高まり、避難指示が出されたという想定で行われました。

神戸市の避難所は原則、人とペットが別の場所で過ごすようになっていて、参加者たちは、ペット用の備蓄品の確保など日頃の備えを学んだあと、実際にペットの一時飼育スペースを設営しました。

神戸市によりますと、市内に322カ所ある避難所のうち、約8割にあたる246か所で飼い主とペットが一緒に避難できるということです。

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