丹波市では、子どもたちへ伝統芸能に親しんでもらおうと、地元の能楽グループによる鑑賞会が開かれました。
この鑑賞会は、能楽ルーツのひとつ「丹波猿楽」発祥の地とされる丹波市で、伝統芸能に親しんでもらおうと開かれたもので、市内の小学校の児童らが参加しました。
丹波市を拠点とする「丹波能楽振興会」が披露したのは、新作能「神池」。
農民のために大きな池を掘り、今も地域の人々に尊敬されている吉見伝左衛門を題材とした作品で、児童らは間近で小鼓や笛の響きや迫力を実感していました。
「丹波能楽振興会」は、今後も地元の子どもたちに伝統芸能の魅力を伝える取り組みなどを行っていきたいとしています。