豊岡市は、維持管理の費用などが課題となっていた小学校の水泳の授業を、民間事業者に委託する取り組みを始めました。
豊岡市では、ことしから6つの市立小学校で水泳の授業を民間事業者に委託していて、13日は、豊岡小学校の2年生およそ60人が、近くのスイミングスクールでインストラクターの指導を受けました。
市の教育委員会によりますと、各校のプールで授業を実施した場合、水道代が1校当たりおよそ100万円かかるほか、改修にも億単位の費用が必要になるなど、維持管理のコストが大きな課題だったということです。
民間に委託することで、こうした課題を解消することができる上、専門的な指導により、児童の泳力向上につながることも期待されるということです。
豊岡市では、導入の効果を検証して今後の方針を検討するとしています。