ことし1月に時期や方法などを変更して開催された第29回神戸ルミナリエの検証報告書が取りまとめられ、7日、組織委員会に提出されました。
7日、神戸市役所で神戸ルミナリエの検証チームから、組織委員会に報告書が手渡されました。
神戸ルミナリエは阪神淡路大震災の犠牲者への鎮魂を目的に1995年に始まりましたが、会場周辺の混雑緩和や警備費用の負担軽減など課題も指摘されていてました。
4年ぶりの通常開催となった第29回は、開催月をこれまでの12月から1月に変更し会場を分散するなど、開催方法が見直されました。
報告書によりますと、開催方法を見直したことで、混雑が緩和したうえで会場の回遊性が向上し、周辺で買い物や飲食する人が増えたということです。
一方で周辺の飲食事業者との連携やPRに課題が残ったという意見も出ているということで、組織委員会は報告書をもとに第30回がより良い形で実施できるよう努めていくとしています。