姫路市の科学館では、世界中から集めたチョウの標本を展示する企画展が、開かれています。
姫路科学館で開かれている「むし・ムシ大集合」は、標本や生体などの展示を通して、子どもたちに昆虫の世界へ興味を持ってもらおうと企画されました。
今回は、「チョウ」にスポットを当て、姫路市在住の昆虫研究家・広畑政巳さんから2023年寄贈された世界中のチョウの標本を中心に、200種類以上およそ6500匹を展示しています。
こちらは、中南米に生息するモルフォチョウ。
美しい羽根は、実は表面に施された特殊な構造が光を反射し、青く輝いているように見える仕組みです。
世界に生息しているとされるチョウの種類はおよそ1万6000。
会場では、人間の想像にも及ばないような自然界の一端を垣間見ることができます。
この企画展は7月7日まで、姫路科学館で開かれ、週末には、職員や昆虫の達人たちによる、虫の魅力についてのおはなし会も開かれます。