業務上横領などの罪で在宅起訴されている兵庫県の尼崎市議会の光本圭祐議員による政務活動費の不正支出問題で、市議会の特別委員会が検証報告書をまとめました。
尼崎の光本圭祐市議は2019年1月から2021年9月までに偽造した請求書や領収書を作成し、政務活動費およそ200万円を着服したとして2023年12月に業務上横領の罪などで在宅起訴されています。
問題発覚後、市議会は特別委員会を設置。
今回まとめた検証報告書では、当時所属していた会派「日本維新の会」でチェック機能が欠如していたことが原因だったと指摘。
会派などによる月1回の出納チェックの義務化など政務活動費の運用マニュアルを改正するとしています。
改正マニュアルは8月1日から適用される予定です。