■関西リーグ1部 第3節
○ Cento Cuore HARIMA 3-1 守山侍2000(5/18)
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サッカー・関西リーグ1部に所属する「Cento Cuore HARIMA(チェント・クオーレ・ハリマ)」(会社所在地:兵庫県高砂市)がJFL(日本フットボールリーグ)への昇格をめざして好発進している。
5月18日(第3節)、今シーズン初のホームゲーム(加古川市・日岡山公園)では守山侍2000(滋賀県)と対戦。
前半35分にMF吉田大河、後半14分にMF田口遼がそれぞれゴールを決めてリードすると、22分には、左からのロングパスに反応したDF衛藤幹弥(ロアッソ熊本など在籍)が右足で豪快なボレーシュートを決めた。
試合終了直前に1点を失ったが、3-1で勝利。
ハリマはここまで3戦して2勝1分、勝点7でリーグ首位に立った。
■悲願のJFL昇格
関西リーグ1部は8チームで構成され、9月まで全14試合を戦う。
優勝すると、全国の地域リーグ代表など12チームで争う「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ」に参戦。
予選リーグと決勝リーグを勝ち抜いて上位2チームに入るとJFLに昇格する。
ハリマは前身チーム(「バンディオンセ」など)時代から何度もJFL昇格に挑んできたが、あと一歩で逃している。
■選手タオルで応援を
ハリマは今シーズンのホームゲームをチームカラーの赤で染めようと、選手全員のタオルマフラーを販売している。
収益の一部は、6月に始動予定の障がい者向けサッカーチーム「チェントクオーレハリマパッソ」の活動費の一部に充てられる。
ユーチューブの「Cento Cuore HARIMAチャンネル」では試合をライブ配信している。
(浮田信明)