2025年で、発生から100年となる北但大震災の様子を記録した写真展が、豊岡市内で開かれています。
1925年5月23日午前11時10分ごろ、円山川河口付近を震源としたマグニチュード6.8の地震が発生し、豊岡や城崎で合わせて420人が犠牲となり、1700棟以上の民家が全焼しました。
この北但大震災の記憶を風化させることなく、後世に伝えようと豊岡市立図書館では毎年、写真展が開かれていて、震災直後の焼け野原や避難所で過ごす人の写真などおよそ40点が紹介されています。
また会場では、非常用持ち出しバッグや簡易トイレなど、豊岡市内の企業が製作した防災関連用品も展示されています。
この写真展は、入場無料で、5月27日まで開かれています。