兵庫県養父市八鹿町では、大粒で香りが高い「朝倉さんしょ」の出荷が始まりました。
「朝倉さんしょ」は養父市八鹿町朝倉が発祥と言われ、柑橘系のさわやかな香りが特長です。
その風味の良さから江戸時代に徳川家康に献上したことでも知られています。
多雨多湿で昼夜の寒暖差の大きな気候で育てられた「朝倉さんしょ」は、粒が大きく、辛みが後に残りにくいため山椒が苦手な人でも食べやすいそうです。
今シーズンは3月末に気温が下がったことで霜の被害が心配されたものの、その後は天候にも恵まれ、出来も上々で、24トンの出荷を見込んでいるということです。
朝倉さんしょの収穫は、5月下旬まで続けられ京阪神を中心に出荷されるということです。