ダンゴムシやクローバーなど海外からやってきた身近な動植物を紹介する企画展が、三田市の県立人と自然の博物館で開かれています。
企画展「共存する小さな渡来者たち」は、ダンゴムシやクローバーなど、なじみの深い動植物の多くが実は海外から渡来し、共存していることを知ってもらおうと開かれているものです。
会場では、明治時代にヨーロッパから渡来したとされるオカダンゴムシや神戸港から広まったとされるキベリハムシが全長およそ160センチの巨大模型で再現され、下から観察することができます。
また、クローバーとして知られるシロツメクサが江戸時代にガラスを輸入する際の詰め物として利用され、名前の由来になったことなど、渡来した時期や経緯についてもおよそ80点の写真パネルや標本などで紹介しています。
この企画展は三田市の県立人と自然の博物館で5月26日まで開かれています。