端午の節句を前に豊岡市の城崎温泉で2日、子どもたちがしょうぶ湯を楽しみました。
しょうぶ湯は5月5日の端午の節句に薬草の「ショウブ」の葉を風呂に入れ子どもの健やかな成長を願う風習で、体が温まり、病気や災難を払うとされています。
城崎温泉観光協会は、観光客らにもこのしょうぶ湯に親しんでもらおうと、毎年この時期に「しょうぶ湯まつり」を開催していて、2日は、ひと足早く地元の子どもたちが外湯の「まんだら湯」に招かれ、ショウブを頭に巻くなどして楽しんでいました。
城崎温泉の「しょうぶ湯まつり」ではおよそ2000本のショウブが用意され、3日から5日まで、6つの外湯と一部の旅館の内湯で「しょうぶ湯」を楽しむことができます。