■4500試合を中継
サンテレビは1969年(昭和44年)5月1日に開局した。
開局から5日後の5月6日、甲子園球場から「サンテレビ ボックス席」阪神×広島戦を初中継。
解説は元阪急ブレーブスのロベルト・バルボン氏(昨年死去)が務め、延長10回、阪神サヨナラ勝ちの瞬間を放送時間を延長して伝えた。
以来、江夏豊のノーノー&延長11回サヨナラHR(1973年)、6時間26分の史上最長試合(1992年)、リーグ優勝の瞬間(2003年、2005年、2023年)など阪神タイガースの数々の名場面を“完全中継”で視聴者に届けてきた。
55年間の放送総本数は5月で実に4500試合に到達する(ABCテレビとのリレー中継や他球団中継も含む)。
初中継からちょうど55年目にあたる今度の5月6日(月=振替休日)、55年前と同じ甲子園から、同じ広島戦ナイターを真弓明信氏・掛布雅之氏のW解説で中継する。
また甲子園中継に先立って、若手中継スタッフの奮闘を追ったドキュメンタリー『#俺たちのミカタ 野球中継の裏側に迫る』(16:00~)や、『熱血!タイガース党SP in 甲子園』(16:55~)も放送する。
現在、首位を走るタイガース。
連覇をめざす猛虎の戦いをサンテレビは今シーズンも追い続ける!
(浮田信明)