兵庫県西宮市に住む男性が有名実業家を名乗る人物にSNSを通じて、6600万円をだまし取られ、警察に届け出ました。
警察によりますと、西宮市に住む自営業の男性(69)は2024年1月、村上ファンドの創設者村上世彰さんを名乗る人物から「株や投資について話をしませんか」とLINEでメッセージを受けました。
男性がそのメッセージに返事をすると男を紹介され、その男から「FXをすれば儲かる」などとうそを言われ、男性は指示されたアプリをダウンロードし、3月から4月にかけ指定された口座に18回にわたり、合わせて6600万円を振り込んだということです。
その後、男性は出金を申し出ましたが「税金がかかり損をする」などと言われ、不審に思い、警察に相談したということです。
警察は「著名人の名をかたったSNS利用の投資詐欺が急増している。 少しでも不審に思った場合は警察に相談してほしい」と注意を呼び掛けています。