大阪・関西万博の開幕まであと1年に迫る中、兵庫県は、企業と連携しながら県内の子どもたちを万博に無料で招待すると発表しました。
万博チケットの無料配布に協力するのは、いずれも神戸市内に本社を置く川崎重工業、神戸製鋼所、シスメックスの3社です。
県は、未来の社会や将来の自分を考えたりSDGsへの関心を高めたりする機会として子どもの招待プロジェクトを企画。
さまざまな家庭環境を想定し、個人ではなく、学校行事として万博訪問を希望する学校に対してチケットを配布する方針だということです。
対象は、特別支援学校を含む県内の小学校から高校までの児童と生徒およそ56万人で、全ての学校が希望すれば、チケット代はおよそ7億円分になります。
現時点で3社が一定数のチケットを提供する予定ですが、県がどの程度の費用を負担するかは今後企業と協議しながら検討していくとしています。
大阪・関西万博は、来年4月13日に開幕し、13日であと1年を迎えます。