各地でサクラが見頃を迎える中、西宮市では浄水場の敷地を開放した「さくらの通り抜け」が行われています。
西宮市の越水浄水場では、1924年に浄水場が完成したのを記念して、100本余りのサクラが植えられました。
その後、サクラの研究家・笹部新太郎の指導で、ヤマザクラやサトザクラなど日本固有の品種を中心に、260本余りの苗木が武田尾などから移され、育てられてきました。
「さくらの通り抜け」は1948年に市民向けに浄水場を開放したのが始まりで、毎年、開花時期に合わせて続けられています。
2024年は例年より開花時期が遅かったことから、当初4月7日までだった予定を10日まで延長しています。
越水浄水場の「さくらの通り抜け」は4月10日までの午前10時から午後4時半まで行われています。