水害などで汚れてしまった写真を洗うボランティア活動が、4月6日、明石市で行われました。
この活動は、水害などの自然災害で汚れてしまった写真を、劣化を防ぐために洗浄し、持ち主に返す取り組みで、東日本大震災以降、全国で広がっています。
主催しているのは、2018年の西日本豪雨をきっかけに、被害を受けた各地の写真を洗浄している明石のボランティア団体で、毎月定期的に活動しています。
4月6日は2020年の熊本豪雨で被災し、汚れてしまった写真が用意され、参加した人たちは大切な思い出が込もった写真を一枚一枚丁寧に拭いていきました。
参加したボランティア
「写真を撮った当時の思い出や忘れかけていた思い出もよみがえるのではないかと思うんです。写真を見て幸せになってもらえたらと思います」
ボランティア団体の代表
「写真洗浄はどなたでも被災地のために被災地に足を運ぶことなく支援できる。もっと多くの方に知っていただき参加してもらいたい」
主催した団体の代表は今後、能登半島地震の被災地を訪れ、ボランティア活動を行う予定です。