■阪神 7-6 ヤクルト(延長10回)/4月5日
阪神は延長10回、佐藤輝の今季1号決勝弾でカード初戦を取った。
サンテレビの中継は、濱中治・鳥谷敬の両氏が解説した。
■まさかのエラー
(2回、阪神はノイジーの2ランで先制。その裏、阪神先発の青柳は2四球で一死2、3塁。中村の当たりはセンターへ)
村上アナ「センターライナー……あっと、近本が落球! 3塁ランナー、ホームイン」
(リプレイ映像では、打球がレフト側に曲がりながら飛んでいる)
濱中氏「すごい変化してますね」
鳥谷氏「(3塁ランナーが)タッチアップするかもしれないので、早めに投げようとして(打球を)キャッチできなかった」
村上アナ「3年連続ゴールデングラブ賞。近本は去年、エラーがゼロだったんですね」
濱中氏「難しい打球だったと思うが、近本なら取ってくれるという信頼感がある」
◾️タイガースらしい攻撃
(4-6で迎えた土壇場9回、阪神はヒットと2四球で一死満塁。打席はこの日3安打の中野)
村上アナ「中野にはどういうバッティングを期待しますか?」
濱中氏「自分の打てる所だけ待てばいい」
(中野は押し出しの四球を選び1点差に)
鳥谷氏「難しい球には手を出さないというのが徹底している」
(続く森下はレフト前に同点タイムリー)
濱中氏「大振りせず、バットの出がコンパクトでしたね」
鳥谷氏「フォアボールを取って、相手にプレッシャーをかけていくタイガースらしい攻撃ができた」
◾️一振りで…
(6-6のまま試合は延長へ。10回一死ランナーなしで、佐藤輝が打席に)
濱中氏「期待するのはホームランですね」
(その直後、佐藤輝は木澤の2球目を叩いた)
村上アナ「捕らえた!この打球、快音響いて、外野は、見送ったぁ……濱中さん、まさに」
濱中氏「こういう所で打ってくれるのが佐藤の魅力ですから。完璧な1本でしたね」
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(試合後)
鳥谷氏「苦しい展開だったが、投手陣が粘った。やはり佐藤選手が打って勝てたというのは、チームとしてはかなり大きい」
佐藤輝のインタビュー
「打った瞬間、完璧でした。(カードの)頭、取ったんで、2戦目、3戦目も、勝っていけるように頑張ります!」
(浮田信明)