瀬戸内に春を告げる魚として親しまれているサワラの漁が解禁され、兵庫県洲本市の漁港で4月4日、水揚げが始まりました。
2024年のサワラ漁は気象状況の変化などを受け、2023年より20日ほど早く解禁されました。
産卵のため、この時期に太平洋から瀬戸内海に入るサワラは魚へんに春と書き、春を告げる魚として親しまれています。
洲本市五色町の漁協では2つの漁港から17隻の漁船が出港しましたが、水揚げされたサワラは16本、合わせて78.7キロと例年に比べて極端に少ない結果となりました。
漁協の関係者は漁の時期が早まったことが要因と見ていて、今後の水揚げに期待を寄せていました。
サワラ漁は、9月の休漁期をはさんで、11月11日まで行われます。