須磨学園高校に通っていた生徒がSNS上でのいじめ被害を訴え「学校は適切な調査を」

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  • 代理人弁護士の説明の様子

兵庫県神戸市須磨区の須磨学園高校に通っていた生徒がSNS上で同級生からいじめを受けたとして、3月29日、代理人弁護士が会見を開きました。

被害を訴える生徒の代理人弁護士によりますと、2022年10月、同級生がSNSの匿名アカウントを使い、生徒の実名をあげて「死ね」という言葉や、人格や容姿を否定する誹謗中傷を同じ日に3回書き込みました。

生徒が学校側に相談したところ、学校は同級生を特定して書き込みを削除させたものの、いじめとは認定せず、同級生に処分はなかったということです。

その後、生徒は不登校になって転校を余儀なくされ、約1年半たった現在も心療内科に通院し続けているということです。

生徒側が申し立てたことから、2023年9月、学校は第三者委員会を設置して対応が適切だったのか調査を進めていて、生徒側は適切な調査を求めるとともに「須磨学園高校はいじめと認めて、謝罪してほしい」としています。

第三者委員会の調査結果は近くまとまる見通しです。

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