■三宅がリーグ初得点
<WEリーグ第11節>
INAC神戸レオネッサ 3-0 ちふれASエルフェン埼玉(3/20)
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女子プロサッカーWEリーグ首位のINAC神戸レオネッサは3月20日、埼玉県熊谷市でちふれASエルフェン埼玉と対戦した。
INAC神戸は前半11分、FW田中美南が相手ゴール左から中央にボールを送ると、走り込んできたFW愛川陽菜が右足で先制ゴールを決めた。
後半1分には、DF守屋都弥が右から上げたクロスに、MF北川ひかるが頭で合わせて2点目。
さらに9分、左コーナーキックからのこぼれ球をDF三宅史織が右足でシュート。
相手GKが弾いたところを左足で押し込んだ。
“守備の要”三宅はWEリーグ創設3年目で初の得点を挙げた。
試合後、三宅は「正直、やっと取れたなという気持ちと、試合を決める3点目を決めて、勝利への可能性を広げられたというところで、すごく良かったと思います」とコメントした。
■「首位、守りきる」
WEリーグは20日で前半戦11試合を終え、INAC神戸が8勝3分0敗で首位をキープ。
次節から後半日程(5月25日まで)に入る。
今シーズンから指揮を執るジョルディ・フェロン監督(スペイン)は、INAC神戸の公式ホームページで、「残りの後半戦も首位を守りきり、チャンピオンになりたいと思っていますので、皆さんの応援が必要です。ぜひスタジアムに来てください」と呼びかけた。
次戦24日、ホーム・ノエビアスタジアム神戸でAC長野と対戦する(午後4時キックオフ)。
12月の対戦では1-1で引き分けており、今回は決着を付けたい。
(浮田信明)