高齢者の特殊詐欺被害を防ごうと、兵庫県神戸市中央区内の理髪店で作る団体と警察が3月18日に連携協定を結びました。
協定を結んだのは、神戸市中央区内の理髪店18店が加盟する「神戸市理容連合会中央支部」と、生田警察署など中央区内の3つの警察署です。 この協定は、高齢者がターゲットになりやすい特殊詐欺被害を防ごうと、加盟店にポスターやチラシを配布する他、接客中の声かけを通じて、被害が疑われる場合、店から警察に情報提供をするものです。
県警によりますと、2023年1年間の中央区管内の特殊詐欺被害は57件で、被害額は4900万円に上るということです。 警察は今後、加盟店への防犯講習なども行い、被害防止に努めるとしています。