陸上自衛隊姫路駐屯地は、同僚の隊員から現金や私物を盗んだとして20代の男性隊員を懲戒免職処分にしたと発表しました。
15日付で懲戒免職処分となったのは、姫路駐屯地に勤務する20代の男性3等陸曹です。
駐屯地によりますと男性陸曹は去年9月、複数の同僚隊員の財布などから現金や私物合わせて4万4000円相当を盗んだということです。
盗まれたことに気付いた隊員が上司に報告し発覚しました。
聞き取りに対し男性陸曹は、「生活費欲しさのために盗んだ」と話しているということです。
この他、去年11月、駐屯地内の寮で同期の男性隊員の上半身を複数回殴り、全治2週間のけがをさせたとして、23歳の男性陸士長が停職3カ月となっていて、聞き取りに対し男性陸士長は、「整頓要領について指導していたところ、態度に不満があり興奮したため殴った」と話しているということです。