金品を盗もうと兵庫県加古川市の民家に押し入り、住人の男性にけがをさせた疑いで、22歳の男が逮捕されました。
強盗致傷の疑いで逮捕されたのは、加古川市に住む会社員の男(22)です。
警察によりますと男は、2024年2月21日午後9時過ぎ、加古川市の男性(90)の家に宅配業者を装って訪れ、応対した男性を羽交い絞めにするなどの暴行を加えて室内を物色した疑いが持たれています。 2人に面識はありませんでした。
男性は左腕を打撲するなどの軽いけがをしました。
当時、家には男性の妻と息子もいましたが、すでに就寝していたことなどから、2人は男が押し入ったことに気が付かなかったということです。
男が何も盗まずに逃げた後、男性が警察に通報していて、付近の防犯カメラの映像などから、男の容疑が浮上しました。
警察の調べに対し男は「暴力をふるって家の中に入りお金を盗もうとしたが、見つけることができず家を出た」と容疑を認めているということです。