豊岡市で12日、古くなったかばんや財布などに感謝し、祈りをささげる「かばん供養」が行われました。
豊岡市の小田井縣神社にある柳の宮は、日本で唯一かばんの神様を祭る神社です。
かばん供養は、「思い出の詰まったかばんは捨てられない」という声に応えようと、全国有数のかばんの産地である豊岡市の鞄協会がおととし始めました。
12日は、北は宮城県から南は長崎県までの30人からランドセルや財布50点が寄せられ、神職がおはらいをして供養しました。
寄せられるかばんや財布は年々増えているそうで、中には感謝のメッセ―ジも添えられていました。
かばん供養は3月と8月の年に2回行われていて、供養された品は状態に応じて廃棄またはリサイクルされるそうです。