三菱重工・神戸造船所で建造されていた最新型の潜水艦が、8日、海上自衛隊に引き渡されました。
三菱重工から海上自衛隊に引き渡されたのは、全長84メートル、幅9・1メートルと国内最大級の大きさを誇る潜水艦「じんげい」です。
「じんげい」の名前は、クジラが波を立てながら疾走するさまが表現されています。
建造費はおよそ699億円で、魚雷発射装置の他、最新式の探知機能や静粛性が備えられています。
式典では自衛艦旗が授与され、防衛省代表の増田事務次官が乗組員を激励しました。
「じんげい」は海上で訓練を行いながら、配属される神奈川県の横須賀基地に向かい、海上防衛の役割を担います。