未来の三宮の玄関口 2029年度開業予定「JR三ノ宮新駅ビル」起工式

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2029年度に開業予定の「JR三ノ宮新駅ビル」の建設予定地で6日、起工式が行われ、関係者らが工事の安全を祈りました。

起工式には、事業者であるJR西日本、JR西日本不動産開発の社長とUR都市機構の理事長、そして、神戸市の久元市長ら100人が出席しました。

「JR三ノ宮新駅ビル」は総事業費およそ500億円。 地下2階、地上30階建ての建物には、店舗面積およそ1万9000平方メートルの商業施設が入るほか、およそ250室の客室を備えるホテルやオフィスも入る予定です。

建物3階部分にあるデッキには人工芝を敷く予定で、にぎわい創出のための空間になるということです。

ビルの外観は神戸の上品な街の雰囲気に合わせたということで、曲線を取り入れることで、まるでドレスをまとっているかのような優美なデザインになっています。

一方、低層階は開放的なガラス張りになります。

三宮にはJRや阪急、地下鉄などの6つの駅があり、乗り換えが分かりにくいという声がありました。

神戸市は、6つの駅を1つの大きな駅となるよう目指し、新たに「えきまち空間」として、乗り換えが分かりやすく魅力的な空間を目指しています。

神戸の新しい玄関口として三宮の中心地に建設されるJR三ノ宮新駅ビルの工事は4月以降にスタートし、開業は2029年度の予定です。

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